土曜丑の日 うなぎを食べる日本人の食文化と歴史

丑の日

もうすぐ土曜丑の日です。

ここ数年うなぎの高騰が続き、昨年にいたっては通常の1.8倍の価格まで値上がりしました。

庶民には手が届かなくなりつつある鰻も、どうやら今年は手ごろな価格で市場に出回りそうです。

「土用の鰻」今年は安い!?稚魚の漁獲2倍で「値下げも検討」 : J-CASTテレビウォッチ

日本食の美味、高級食材として古くから日本人の食文化に溶け込むうなぎですが、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。

今回はうなぎと日本の歴史について調べてみました。

 

日本のうなぎ文化の歴史

うなぎの蒲焼
引用元:志ほや

うなぎは高たんぱくな食材の為、夏ばて防止食として夏場に食べられることが多い食べ物です。

その歴史はとても古く、万葉集にもうなぎ料理は登場しています。

そして庶民に定着し始めたのは、江戸時代といわれています。

参考資料>>食材としてのウナギ – Wikipedia

こうして庶民の食材として広まったうなぎ料理ですが、今では世界中で捕れるうなぎの75%を日本人が食しているということです。

日本産のうなぎは少し高いので、外国産のうなぎを食べたことのある方も多いと思います。

こうして日本人の中に溶け込むうなぎ料理は、日本の伝統ある食文化と言えるでしょう。

 

世界にも広がるうなぎ料理

うなぎ料理世界
引用元:デブデブ食ッカー

この写真はウナギのマトロート、ワインを使用したフランス料理です。

うなぎ料理は、海外では主にアジアとヨーロッパで食されています。

参考資料>>世界のうなぎ料理

それでも、世界のうなぎ消費の75%は日本ということですから、やはり日本のうなぎ文化が世界でも秀でているのは確かです。

 

うなぎが安くなるのは今年が最後?

今年の夏のうなぎは、例年よりは安く買うことも出来そうですので多くの方がうなぎを食べることと思います。

そのうなぎは、これからもやすく食べることができるのでしょうか?

これは先月のニュースです。

IUCN(国際自然保護連合)が日本産うなぎを絶滅危惧種に選定したとのことですが、急な捕獲規制などはありません。

この決定の背景にはうなぎの乱獲と乱売があります。

過去、国産うなぎと偽って海外産のうなぎを販売していた業者が問題視されたニュースは記憶の新しいところです。

外国産のうなぎは市場に安価なうなぎ料理を提供してくれますが、やはり乱売感は否めません。

また、こんなニュースもありました。

ワシントン条約締結会議でウナギの国際取り引きの規制が決まると、輸入ウナギ(6割が中国産)がストップになる。国産の養殖ウナギの半数は輸入稚魚から育てているのでこれも入って来なくなって、供給量は現在の25%に激減する見通しだ。

引用元: J-CASTテレビウォッチ

外国産うなぎによって安価なうなぎ市場が出来上がっていたのですが、輸入規制がかかるとうなぎは国産のみになり高価な食材となることが予想されます。

やはりこの先、うなぎが安くなる見込みは低いといえるのかもしれません。

 

7月に入るとスーパーやお弁当屋さん、そしてコンビニでもうなぎを多く見かけるようになります。

昨年はうなぎがあまりにも高額だった為、躊躇した方も多いと思います。

それでも毎日のように陳列されているうなぎを見ると、食べたくなるのですから不思議です。

夏の時期限定という印象が、消費意欲を駆り立てているのかもしれません。

しかし、今までのうなぎ市場が乱売状態だったのも確かです。

IUCN(国際自然保護連合)が日本のうなぎを絶滅危惧に指定したのも、永い目で見ると正しいことだと思います。

日本伝統の食文化を未来に残す為にも、うなぎは高級食材であり続けた方が良いのかもしれません。



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