犠牲的精神が垣間見えた

JNCH295震災後

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波により引き起こされた東日本大震災は壊滅的な被害をもたらしました。地震による液状化現象や地盤沈下のほか、地震による巨大な津波が発生し、多くの住宅や商業施設の多くが全壊若しくは半壊し、押し流された。震災による死者や行方不明者も類を見ないほど多い。

この東日本大震災を通して見えるものは、甚大な被害という悲惨な結果だけではありません。そこには、日本人の心の奥底に常にある「自分を犠牲にしても困っている人を助けよう」とする心と行動力です。震災時は誰もが自分だけの安全を考えたはずです。

しかし、その直後には自分だけではなく、家族や地域コミュニティー内の人の安全を考えました。他者を思いやり、助け合おうとする精神が日本人の心の根底にあることで、震災直後に暴動が起こることなく避難所に避難することができたのです。

そして避難後においても、行方不明となってしまった家族を個人的に捜索し続けたり、避難所で助け合っていました。自己中心的な行動による暴動や怒鳴りあいのケンカも起こることなく、誰もが冷静に秩序だって行動していました。

これまでの復興支援を振り返っても同様のことが言えます。被災地の人々とは全く無関係である人がボランティアという形で復興に携わっているのです。あのような悲惨な状況に陥った土地に向かい、更地となり、当たり前にあるはずの電気や水道、食べ物が当たり前でない被災地に行って、人々を助けたいと思うでしょうか。

日本人はそのような時でも「困っている人を助けたい」と強く思い行動を起こすのです。



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